ヘリオポリス創世記 空がなぜ丸いのか

エジプトのもっとも有名な創世神話は、
ヘリオポリスの創世神話と呼ばれています。
この神話の中で、空はなぜ丸いかが説明されています。
神話はこう始まります。
まず、宇宙の神様、アトゥムがいました。
アトゥムは宇宙のビッグバンの時からいた偉い始祖です。
アトゥムは男性なのですが、
手は女性でした。
(このあたりがすごいですね。さすが神話です)
両性具有の神アトゥムは、最初の性別を持った神々を生み出しました。
これが2代目のシュウとテフネトです。
シュウは緑色、テフネトは赤色と、大変派手な色合いの二人です。
シュウとテフネトは大気の神と女神です。
シュウは風属性、テフネトは炎属性です。
この2人の神様からゲフとヌトの兄妹が生まれました。
2人はとても仲のよいカップルでした。
ゲフ(兄)は大地の神、ヌト(妹)は空の神です。
あまりにも仲が良く、天と地がいつもくっついていると
困るので、父親のシュウが2人を引き離しました。
しかし、離れたくないゲフは必至でヌトの手足をつかみました。
このことから、空は丸くなったのです。
ロマンチックなような、そうでないような神話ですね。
逆援助交際http://www.judyfeder.org/SNSなどにはないロマンチックさがあります。
でも、空と大地が仲の良い兄、妹のカップルで
いつも離れたくないから空と地の境界はくっついている
だなんて、昔の人はよく考えたものだなぁと思います。